逼迫しないレンタルサーバーの選び方。ページ表示速度が速いサーバ。想定PV数とデータ転送量。月間何アクセスまで耐えられるか

レンタルサーバーの拡張や追加のタイミング

Webサイトを量産して行って、レンタルサーバーを幾つも契約していると、そのうちレンタルサーバー契約を増やすのが面倒くさくなってくる。
1個レンタルサーバーを借りて、そこに幾つかの独自ドメインを設定して、サイト群を制作して運営していると、そのうちアクセス数が増えて来る。

それなりのラインまでアクセス数が増えて来ると、そのサーバーでのページ表示速度が落ちて来る。
そこが、新規レンタルサーバーの契約のタイミングになる。

このサーバーのページ表示速度が落ちて来たところ(状態)が「レンタルサーバーを拡張する」「レンタルサーバーを追加契約する」タイミングとなる。

このサーバーの逼迫状態は、「サーバー拡張」や「サーバー追加」のシグナルと捉えることができる。
ここで、そのシグナルを無視してサイト群の運営を続けて行くと、更にそのサーバーでのページの表示速度が落ちて行く。

そうなれば、当たり前だがページが表示される前に訪問者が離脱してしまう(戻るボタン等を押してしまう)ことが増えるので、集客数(アクセス数)も減少して行く。
それを防ぐには、新規でレンタルサーバーを契約して、逼迫している利用中サーバーから幾つかサイトを引っこ抜いて、新規契約したサーバーに移す必要がある。

もしくは契約プランを上位プランに変えて(サーバーを拡張して)、転送容量を増やし目先のアクセス数に耐えられる状態を作る必要がある。
ただ、この新規契約もプラン変更(拡張)も、運営しているサイト数が増えて来るとだんだん面倒になって来る。

レンタルサーバー選びで重要なスペック項目

で、そういう状況でのレンタルサーバー選びで何に注目するようになるかというと、そのサーバーが月あたり(月間)や日あたり(日間)に「耐えられるアクセス数」(想定PV数)。
この月間(日間)の耐えられるアクセス量(想定PV数)は、日あたり(日間)のデータ転送量や月あたり(月間)のデータ転送量で決まるので、この「データ転送量」という言葉に注目するようになる。

各レンタルサーバーのスペック一覧には、このデータ転送量も記載されているので、それに注目するようになる。
そして、各レンタルサーバーのデータ転送量と価格を比較するようになる。

このデータ転送量に対して価格がどれくらいなのかを私はみている。
データ転送量に対して割高な価格設定のレンタルサーバーは契約を見送り、データ転送量に対して割安な価格設定のレンタルサーバーは積極的に契約するようにしている。

初心者の場合は、いろいろとサーバー周りのサポートが付いているレンタルサーバーサービスの方が何かと安心で良いだろうが、私のようにコンピュータ知識や技術がある程度ある人間の場合は、余計なサポートはハッキリ言って必要ない。
本当に必要なものだけ、レンタルサーバーサービスに揃っていればそれで十分となる。

で、そのレンタルサーバー契約をする際に見るのが、そのサーバーが逼迫せずに耐えられる月あたり(日あたり)のアクセス数(想定PV数)。
この場合、想定UU数とかはどうでもいい。

想定PV数が重要になる。
実際に、月あたり(日あたり)に何ページまでなら逼迫せずにページ表示に耐えられるかが重要になる。

その目安となるのが「データ転送量」である。
実際に月間(日間)にどれだけのデータを相手の(訪問者の)ブラウザに転送できるかという「データ転送量」がレンタルサーバー選びでは重要になる。

各レンタルサーバーが、どれだけのPVを想定して、そのレンタルサーバーサービスを設計しているかが重要になる。
想定PV数の低いレンタルサーバー(転送量が少ないレンタルサーバー)を選んで、サイト量産を進めて行くと、すぐにサーバーが逼迫してしまう。

その逼迫解消には、サーバー追加やサーバー拡張が必要になるので、レンタルサーバーの契約数もかなり増えてしまい管理が面倒になる。
この管理を「楽」にするには、言うまでもなく利用するレンタルサーバーの想定PV数の多さやデータ転送量の大きさに注目する必要がある。

データ転送量内でも一時的にアクセスが集中すると?

ちなみにデータ転送量が高めで、その月のデータ転送量をオーバーしていなくても、一時的にアクセスが集中すると、逼迫してページ表示速度が極端に遅くなるレンタルサーバーも存在する。
想定PV数やデータ転送量だけ見ていれば、レンタルサーバー選びが上手く行くというわけではないので注意は必要。

一時的にアクセスが集中した際の、各レンタルサーバーの対応の仕方は、それぞれ違う。
一時的にアクセスが集中しても逼迫せずにページ表示速度が落ちないレンタルサーバーもあれば、ページ表示速度が異常に落ちるレンタルサーバーもあれば、一度にアクセスしてくる同時アクセス数に制限をかけて503接続エラーを返してくるレンタルサーバーも存在する。

ページ表示速度が速く、逼迫し辛いレンタルサーバー

さて、ページ表示速度が速くて逼迫し辛いレンタルサーバーだが、エックスサーバーあたりはそれに該当する。
では、レンタルサーバーで有名なロリポップあたりはどうか?

ロリポップも私は使っているが、ロリポップでサイト(MySQL使用サイト)量産しているとすぐに逼迫して来てページ表示速度が落ちてくるので、あまり使えない。
最近またロリポップはページ表示速度が落ちて来ている(サーバー品質が落ちて来ている)ので、おすすめはできない。

低価格帯で、おすすめするのであれば、エックスサーバーあたりになる。

エックスサーバーもデータベースサーバーは強くない

ただ、エックスサーバーもロリポップよりは遥かにマシだが、MySQLを使うサイトを幾つも突っ込んで行くと、逼迫し始めてページ表示速度が落ちて行く。

エックスサーバーもあまり多くのMySQLサイトを突っ込んでサイト運営はできない。
MySQL使用サイトを15個~18個以上突っ込んで行くと、それらのサイト群のアクセス数が少なくても、逼迫して来て結構きつくなる。

無料CMSのWordpressなど使う場合、エックスサーバーのWebサーバーにWordpressのテンプレート(テーマ)や画像などが格納され、テキスト文章(記事)はデータベースサーバー(MySQL用のサーバー)に分離して格納される。
で、エックスサーバーはWebサーバーの方は強いんだが、データベースサーバーの方は脆弱というか弱いイメージがある。

データベースサーバーが弱いと、各サイト(MySQL使用)のアクセス数が少なくても逼迫してしまう。
だから、アクセス数は少なくてもMySQL使用のサイトを量産している場合は、エックスサーバーであっても、じきに逼迫ラインに到達してしまう。

ただ、それでもロリポップよりは遥かにマシだが。
データベースサーバーが弱いといっても、ロリポップよりは逼迫しないし、ページも速く表示される。

ま、エックスサーバーもお値段が毎月1000円程度なので、多くを求めるには無理があるだろう。
普通の個人や普通の企業の一般的な使い方なら、エックスサーバーでも逼迫せずにページ表示速度も落とすことなく快適に使えると思う。

私みたいにサイト(MySQL使用)を量産する場合は、エックスサーバー1契約でできることには限界があるが。
普通の人は1契約だけで、問題なく行けるレベル。